/img05.ti-da.net/usr/t/o/m/tomiton/top_res200_1.jpg" alt="だいこんの花姉妹店" >
だいこんの花 安謝店 098-861-8889 那覇市安謝620
だいこんの花 小禄店 098-859-5556 那覇市高良3-11-1
だいこんの花 美里店 098-929-3133 沖縄市東2-5-8(旧:沖縄市美里1336−3)
ランチ 月〜金 11:30~16:00(L.O.14:00) 土・日・祝11:30~16:00(L.O.14:30)
ディナー 月〜金 18:00~22:30(L.O.21:00) 土・日・祝17:30~22:30(L.O.21:00)
2009年11月06日
CSA参加の農家さん訪問レポート No.1
昨日は、農家さんの撮影で、糸満、大里、玉城、南風原とダダダと廻ってパシャリしてきました。
だいこんの花安謝店に掲げる「農家さんの笑顔」を撮りに行った次第です。
もちろん、普段からいろいろお世話になっている農家さんばかりです。
ご覧いただいているのは、糸満の中村ファームさんです。
分葱の植え付け作業です。
農業関係者だと気になるところですね。
この「チップ」は....。
特に秘密ではないのですが.....
南部の糸満を中心に剪定している業者さんと相談して、導入したそうです。
基本的な考え方は、「炭素循環農法」です。
「炭素循環農法って?」
http://tomiton.ti-da.net/e2465562.html
の記事で紹介させていただいたのですが、
早速、チャレンジ!なさってました。
理論的には、
C/N比40以上の、
難分解性で高炭素有機物である生の雑草、作物残滓、緑肥作物、
それに、C/N比調整・発酵処理したキノコ培地化した木材チップ等を
土壌中に入れるだけ・・
畑に生えている雑草等を土壌の表面(20cm程度)に鋤き込んで入れる。
有機物を堆肥化せず生で使うため、従来の堆肥を使う農法の1/3〜1/10程度の有機物資材で足り
省力・省エネ効果もある。
病虫害や連作障害等は、土壌中の有機成分の腐敗・分解の結果から起る障害である。
言い換えると、土の中で産生された腐敗物質や無機化した窒素(アンモニア態+硝酸態)や、
肥料として投入された無機態窒素が傷害を起す直接の原因である。
それに反して、この炭素循環間農法は、
有害成分の発生や、無機成分による養分バランスの崩れがなく、
健康に育った作物は、虫や菌の活躍の場ではないため寄り付かず、防除する必要が起らない。
そして、過剰な硝酸や腐敗物質を吸収しない作物は、味も日持ちも良く、人畜の健康に良い、
本来の人の食物となる。
この様な元気な作物には害虫は食べなくなる。
そして、炭素循環を円滑に行えば、土壌は団粒化し、
通気性、通水・保水性も改善される。
森林・原野が持っていた以上の、環境浄化力・保全力
を取り戻すと同時に、安全で美味しい農産物の生産が可能となる。
となるのですが....
中村さんのチャレンジは、「ベンチ栽培」での導入です。
あまり例がないので、結果待ちですね。
ベンチ栽培に適した作物の剪定と新しい有機農法の組み合わせに挑戦!です。
農業は科学の分野も理解しないと根本が理解できないです。
いくら自然まかせと言っても、その良さを理論的にも説明できなければならないと思います。
ご家庭の主婦の皆さんは美味しいか、美味しくないかでの判断する場合が多いのではないでしょうか。
しかし、そのお野菜がどのように作られているかも知る事で、もっと「安全な食材」の存在に
気付くことになると思われます。
そこで、ちょっとややこしい「C/N比」ですが...
有機物などに含まれている炭素(C)量とチッソ(N)量の比率で、炭素率とも言います。
C/N比(炭素率)がおおむね20を境として、それより小さい(つまりチッソが多い)と、
微生物による有機物分解の際にチッソが放出され(無機化)、C/N比が大きいと反対に土
の中のチッソが微生物に取り込まれる(有機化)といわれています。
そのため、C/N比の大きな有機物を土に施すと、チッソが微生物に取り込まれ、作物の利用
できるチッソが少なくなってチッソ飢餓に陥る。ちなみに、イナワラのC/N比は50〜60、
モミガラは70〜80、落ち葉は30〜50、生ゴミは10〜20。
C/N比は堆肥つくりや堆肥の品質診断にも重要で、材料のC/N比を20〜40に調整し、
仕上がった堆肥が15〜20になるのがベスト。
良質の牛糞堆肥のC/N比はやはり15〜20です。
作物診断にも役立ち、樹液のC/N比が高いときには未消化チッソが少なく健全生育
で収穫物も日持ちがいい。追肥の診断などの目安にもなりますね。
すでに成長しているお野菜もあります。
安全で安心できる食材を作る努力は大変ですが、
「ミッション」と考える農家さんも増えて来てます。
「命」を大切にし、自然を大切にする農業こそが評価されるべきだと思います。
若い糸満の農業青年に拍手!!!。ですね。
赤いオーバーオールがお似合いの中村さんのお姉さんもパチリしました。
小さなお子様がいらっしゃるのですが、「有機野菜」で育っているので、
学校給食とのギャップで悩んでいるとのこと。
美味しい有機野菜で食べると、学校給食=慣行農法(農薬使用、化学肥料使用)のお野菜を
食べたがらないとおっしゃってました。
子供の未来のためにも、有機農業をもっと広げていきたいですね。
将来、沖縄の学校給食が有機栽培のお野菜がたっぷり食べられる日を目指して、
頑張りたいですね。
糸満の中村ファームのお野菜は、だいこんの花全店と居酒屋「あうん」「海のちんぼらぁ」
「赤とんぼ」でお召し上がりいただけます。
詳しくは...
アメニティのHPで
だいこんの花安謝店に掲げる「農家さんの笑顔」を撮りに行った次第です。
もちろん、普段からいろいろお世話になっている農家さんばかりです。
ご覧いただいているのは、糸満の中村ファームさんです。
分葱の植え付け作業です。
農業関係者だと気になるところですね。
この「チップ」は....。
特に秘密ではないのですが.....
南部の糸満を中心に剪定している業者さんと相談して、導入したそうです。
基本的な考え方は、「炭素循環農法」です。
「炭素循環農法って?」
http://tomiton.ti-da.net/e2465562.html
の記事で紹介させていただいたのですが、
早速、チャレンジ!なさってました。
理論的には、
C/N比40以上の、
難分解性で高炭素有機物である生の雑草、作物残滓、緑肥作物、
それに、C/N比調整・発酵処理したキノコ培地化した木材チップ等を
土壌中に入れるだけ・・
畑に生えている雑草等を土壌の表面(20cm程度)に鋤き込んで入れる。
有機物を堆肥化せず生で使うため、従来の堆肥を使う農法の1/3〜1/10程度の有機物資材で足り
省力・省エネ効果もある。
病虫害や連作障害等は、土壌中の有機成分の腐敗・分解の結果から起る障害である。
言い換えると、土の中で産生された腐敗物質や無機化した窒素(アンモニア態+硝酸態)や、
肥料として投入された無機態窒素が傷害を起す直接の原因である。
それに反して、この炭素循環間農法は、
有害成分の発生や、無機成分による養分バランスの崩れがなく、
健康に育った作物は、虫や菌の活躍の場ではないため寄り付かず、防除する必要が起らない。
そして、過剰な硝酸や腐敗物質を吸収しない作物は、味も日持ちも良く、人畜の健康に良い、
本来の人の食物となる。
この様な元気な作物には害虫は食べなくなる。
そして、炭素循環を円滑に行えば、土壌は団粒化し、
通気性、通水・保水性も改善される。
森林・原野が持っていた以上の、環境浄化力・保全力
を取り戻すと同時に、安全で美味しい農産物の生産が可能となる。
となるのですが....
中村さんのチャレンジは、「ベンチ栽培」での導入です。
あまり例がないので、結果待ちですね。
ベンチ栽培に適した作物の剪定と新しい有機農法の組み合わせに挑戦!です。
農業は科学の分野も理解しないと根本が理解できないです。
いくら自然まかせと言っても、その良さを理論的にも説明できなければならないと思います。
ご家庭の主婦の皆さんは美味しいか、美味しくないかでの判断する場合が多いのではないでしょうか。
しかし、そのお野菜がどのように作られているかも知る事で、もっと「安全な食材」の存在に
気付くことになると思われます。
そこで、ちょっとややこしい「C/N比」ですが...
有機物などに含まれている炭素(C)量とチッソ(N)量の比率で、炭素率とも言います。
C/N比(炭素率)がおおむね20を境として、それより小さい(つまりチッソが多い)と、
微生物による有機物分解の際にチッソが放出され(無機化)、C/N比が大きいと反対に土
の中のチッソが微生物に取り込まれる(有機化)といわれています。
そのため、C/N比の大きな有機物を土に施すと、チッソが微生物に取り込まれ、作物の利用
できるチッソが少なくなってチッソ飢餓に陥る。ちなみに、イナワラのC/N比は50〜60、
モミガラは70〜80、落ち葉は30〜50、生ゴミは10〜20。
C/N比は堆肥つくりや堆肥の品質診断にも重要で、材料のC/N比を20〜40に調整し、
仕上がった堆肥が15〜20になるのがベスト。
良質の牛糞堆肥のC/N比はやはり15〜20です。
作物診断にも役立ち、樹液のC/N比が高いときには未消化チッソが少なく健全生育
で収穫物も日持ちがいい。追肥の診断などの目安にもなりますね。
すでに成長しているお野菜もあります。
安全で安心できる食材を作る努力は大変ですが、
「ミッション」と考える農家さんも増えて来てます。
「命」を大切にし、自然を大切にする農業こそが評価されるべきだと思います。
若い糸満の農業青年に拍手!!!。ですね。
赤いオーバーオールがお似合いの中村さんのお姉さんもパチリしました。
小さなお子様がいらっしゃるのですが、「有機野菜」で育っているので、
学校給食とのギャップで悩んでいるとのこと。
美味しい有機野菜で食べると、学校給食=慣行農法(農薬使用、化学肥料使用)のお野菜を
食べたがらないとおっしゃってました。
子供の未来のためにも、有機農業をもっと広げていきたいですね。
将来、沖縄の学校給食が有機栽培のお野菜がたっぷり食べられる日を目指して、
頑張りたいですね。
糸満の中村ファームのお野菜は、だいこんの花全店と居酒屋「あうん」「海のちんぼらぁ」
「赤とんぼ」でお召し上がりいただけます。
詳しくは...
アメニティのHPで
Posted by だいこんの花お知らせ隊 at 17:53│Comments(0)