世界のオーガニック事情 発
米国では....新鮮なオーガニック食品を病院食に
オーガニック生産物、ホルモン剤と抗生剤を使用しない肉や乳製品を提供する病院数が全米で
増加している。
食事に含まれるトランス脂肪酸を減らし、成長ホルモンrBGH不使用の乳製品へ転換するなどの
小さな取り組みを重ねている病院がある一方で、
カリフォルニア州サンタクルーズにある Dominican Hospital のシェフのように、
敷地内にある菜園から収穫したものを調理するといった、
より大きな試みに取り組んでいるところもある。
イリノイ州シカゴのSwedish Covenant Hospital では、
オーガニック食品のみを使用した病院食へ徐々に移行中である。
家畜に投与された抗生剤による耐薬品細菌の出現を懸念して、
抗生剤を使用した肉を敬遠する病院もあり、
ミネソタ州ダルースのSt. Luke’s Hospital は地元で飼育されたバイソン(野牛)を患者に提供し、
オレゴン州ハーミストンの Good Shepherd Hospital では、牧草で飼育された牛肉を使用している。
より新鮮な果物や野菜を患者に提供し、過度に加工された食品やトランス脂肪酸を避け、
極力、ホルモン剤不使用の牛乳やオーガニック食品を病院食に取り入れようという、
危険な化学物質から健康を守る世界的組織 Health Care Without Harm
の呼び掛けに賛同した全米の病院数は250近くにおよんでいる。これらの病院を対象に、
2008年に行った調査では、回答者の72パーセントが地元で生産された食材を購入すると答え、
81パーセントがrBGH を含まない牛乳へ転換し、
44パーセントが抗生剤やホルモン不使用の肉へ切り替えているが、
このような病院は全米に7500以上もある病院のなかでは少数派に過ぎない。
しかしながら、LA Times によると、多くの病院がこのような取り組みに関心をもつことが、
全国の健康食品産業による会合のなかで明らかにされているが、最大の障壁はコストである。
米国最大の保険維持機構であるKaiser Permanente (以下Kaiser) を
モデルとしてみている病院もある。2003年に病院敷地内で農家市場を開始したKaiser は、
2006年には小規模な地元農家とともに旬の食物を患者へ提供するサービスに着手した。
Kaiser の全米栄養サービス責任者である Jan Sanders によると、
同社では、他所で生産された食品を削減しようとしているそうだ。
数年前には、どのトレーにもデザートが載っていたものだが、
今では新鮮な季節の果物が患者に提供され、リクエストがあった場合のみデザートが出される。
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当然と言えば、当然かもしれません。
しかし、日本では「保険」などの壁があり、まだまだの感がありますね。
予防医学や退院後のケアでも、有機野菜は活躍できると思います。
_bwidth="600";_txt0="だいこんの花は、オーガニック、無農薬、減農薬のお野菜を中心に「おいしい健康生活」が楽しめるように、安心・安全なお料理の提供をしています。お料理、野菜スイーツ、オーガニック珈琲などのお飲物が、お好きなだけお召し上がりいただけるビッフェスタイルのレストランです。";_bgcolor="#cc0000";_footercolor="#FF3300";terop_s_function();
2007年のだいこんの花安謝店のスライドショー